Ex.all purpose black suède lace up boots
Ex.all purpose black suède lace up boots
1886年英国靴の聖地にて創業したチーニー。
創業地であるノーザンプトンはその昔から豊富に革材が得られる土地。
そのため古くは1600年代から革靴が作られていたというから驚きだ。
職人であったジョセフ・チーニーは、そんなノーザンプトンのデズバラーに
ブランドのオリジンとなる「J.Cheaney,Boot & Shoemakers」を設立。
以来、革材をカットする工程からグッドイヤー式の底付けなどを含む縫製
最終的なポリッシングに至るまで、一貫してひとつの工場にて行うスタイルを堅持している。
チーニーは創業以来変わらず熟練職人による自社一貫生産を行う
世界的にも稀有な存在と言えるかと思います。
そんな英国靴を代表するブランドに当店のみの特別な靴を用意していただきました。
ベースとなるのは過去のアーカイブから踏襲。
ウエスタンブーツに見られるようなステッチワークに
ミドルカットのバランス。
どことなくモンキーブーツ味もあるのだけど、それとも違う
なんとも不思議なスタンスの一足。
使用したラストは『12508』という型。
適度にボリュームがありながらも締まるところは締まる
個人的には大変好みなラスト。
恐らく普段の私の服装には最も適してるバランスのように感じます。
イギリス靴らしいカントリー感と言いますか
そのバランスが、どんなボトムスタイルにも合う感じがあります。
そして今回制作にあたり、様々な環境やファッションスタイルに合う
ある種の万能感が欲しいと思い、素材はブラックスウェードを選択。
なぜかわかりませんが、私の中でブラックスウェード=万能
という感覚があるのです。
その理由も多分、変な小傷も気にしないで良いし
適当に扱っても案外良い味わいになるから
楽ちんという意味合いでそう感じているのだと思います。
ソールは気にせずガンガン履けることや
冬の不安定な路面でも難なく履けることを意識して
ダイナイトのコマンドを選択致しました。
イメージとしては昔の古着屋(2000年前半)で置いていた
イタリア製のトレッキングブーツをイメージしました。
ありましたよね?アメリカ製に混ざって妙にシャープなのが。
あの感じです。
アメリカのトレッキングに比べてシャープなのに
どことなくボリュームがある、あのバランス。
それにブーツカットやペインターを合わせていたノスタルジーに想い馳せながら、、、
多分世代の方には伝わるのかなとも思いつつ
さすがにそれをストレートにやるのは違うので
今の気分的にもスラックスやトラウザーに合わせても違和感のない
そんなバランス感に仕上がっています。
_____
-ディレクターコメント-
私自身はサイズ7Hを着用しております。
足長(踵からつま先の直線の長さ)は約26cm程度です。
着用感としては革靴慣れをしているので、良い具合にホールド感がありジャストといった印象です。
約1ヶ月程度履いていきましたが、グッドイヤーならではの沈み込みとスウェードの馴染みにより
初期よりも履きやすさが増しています。
おそらく、私の場合はサイズを上に上げても問題はなかったと感じています。
スニーカーなどの着用感に慣れている感覚であればサイズ8の選択肢もあったかと思います。
そのような印象です。ご参考までに。
¥99,000
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※送料が別途¥880かかります。